2021-04-15

インディーズ系候補宣言

このたび、大阪大学総長の選考に立つことになりました仲野徹です。

総長選考は立候補制ではなくて推薦制です。それも、推薦を受けて立候補するのではなくて、推薦を承諾することによって候補になる、というシステムです。大学らしいまどろっこしさを感じなくはありませんが、そのようになっているのだから仕方ありません。なので、立候補しました、ではなくて、立つことになりました、という微妙な言い回しにしてあります。

このHP、「かわろう! 大阪大学」のトップページにも書きましたように、総長になることではなく、大阪大学を明るくして、ともすれば閉塞感の漂いがちな現状を活性化したいとういのが最大の目的です。そのためには、改革が絶対に必要です。

総長選考のことはずっと以前から気にはしていたのですが、漠然としたイメージでしかありませんでした。しかし、何人かの先生に促されて、去年の暮れあたりから真剣かつ具体的に考え始めました。果たして自分にできるだろうか。自分がやる必要があるのだろうか。など自問を繰り返しました。熟考の後、ある程度意思を固め、何人かの学内外の信頼する方々に相談しました。仲野には無理だからやめておけというご意見があるかと案じていたのですが、幸いにもそれはなく、むしろお励ましをいただけました。

候補になるには、講師以上の承継ポスト教員、課長以上の事務職員などから30名の推薦人が必要です。部局や組織のバックアップを受けてのことではありません。いわば「インディーズ」系の候補です。30名くらい簡単だろうと思われるかもしれませんが、必ずしもたやすいことではなく、一時はあきらめかけていたほどです。そんな状況でしたから、推薦していただけた先生方には、心から感謝いたしております。

しかし、それらの先生方とお話をすることができたのは貴重な体験になりました。何人もの先生方が、現状ではダメだ、大阪大学を変えなければならないと強く考えておられるということがわかったからです。なによりも勇気をいただけました。

これまでの総長選考では、候補者本人や、その依頼を受けた方たちが、個別訪問や電話による部局や個人への投票依頼がおこなわれていたと耳にしていますし、実際にうけたこともあります。こういったやり方は、いささか不明朗感をぬぐえません。わたしは、そうではなくて、ホームページからの発信に重きを置くことにいたしました。仲野は何を考えているのか、何をしようとしているのか、少しでもご理解していただくためです。今日から投票の日までの40日間、連日の発信を続ける所存であります。また、『対話の部屋』では、ご質問もやご提案も受け付けております。

はたして、どれだけの有権者-承継ポストの大阪大学教授-に声が届くか、わかりません。しかし、従来のようなやり方ではなく、このようなオープンな運動が大学改革に向けての第一歩として必須であると確信いたしております。

みなさま、何卒よろしくお願い申し上げます。

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